1975-12-16 第76回国会 衆議院 決算委員会 第7号
一方でこういうような研究をやっておるわけでございますが、ただいま先生から御指摘いただきましたように、塩ビ食品衛生協議会という協議会がございまして、この協議会では、もうすでに昨年から一ppm以下の塩ビしか食品関係の業者にはつくって出さないということを自主的にいたしております。
一方でこういうような研究をやっておるわけでございますが、ただいま先生から御指摘いただきましたように、塩ビ食品衛生協議会という協議会がございまして、この協議会では、もうすでに昨年から一ppm以下の塩ビしか食品関係の業者にはつくって出さないということを自主的にいたしております。
塩ビ食品衛生協議会の方では、そういった、いままで私どもの実験あるいは東京都等の実験で検出されたようなものについては、早速にそのものを回収をしたということを報告を受けておりますが、私どもといたしましても、さらに国立衛生試験所におきまして、その後、製造された年月日のはっきりしているような、いろいろの食品を買い集めてまいりまして、国立衛生試験所で、本当にその容器が十分であるかどうかという実験を、さらに繰り
塩ビ食品衛生協議会というのがございまして、そこで、この十月十五日から新たに塩ビモノマーの残存についても自主的な検査をいたしまして、十月十五日以降は、そういう検査に合格したもの以外は一切、会員は売らないし、また食品を製造する業者も、それを確認した上で、それを買う、こういうようなことで、強力にその辺の自主的な規制が行われておるというふうに聞いております。
塩ビモノマーは非常に反応性が高いというふうに聞いておりますし、それからまた食品用に使います塩ビ樹脂については、特別な配慮をして、塩ビモノマーがほとんど残存しないような特殊な工程をこれに加えさせる、こういうことで指導しておりまして、現在、昨年の十月以降につきましては、塩ビ食品衛生協議会におきましても、食品用として販売するものについては個別にすべてチェックをして、そうして食品中には全く塩ビモノマーそのものが
現に塩ビ食品衛生協議会でも、通常の使い方なら心配ないと思うけれども、プラスチックから溶け出すことは避けられず、食品の包装などに多量に可塑剤の入ったプラスチックは使わない等の対策はできるだけとっておる、こういうようなことを言っておるわけですね。そうしますと、これはほんとうに最高の専門家である皆さん方のお話を聞いておっても、われわれとしては依然として不安がぬぐえない。